About job
入社動機
裁量の大きさと仕事内容に惹かれ入社を決意
幅広く社会に貢献できる仕事がしたいとの思いから、衣食住に関わる会社を中心に就職活動を行っていました。その中でYKK APを選んだのは、若手でも積極的に仕事を任せてくれる風土があったから。また大学時代に機械工学を学んでいたのですが、機械や電気など、生産技術特有の幅広い知識を活用することができる仕事内容も魅力的でしたね。入社してもうすぐ10年が経とうとしていますが、自らの裁量で仕事を進められる環境は刺激的で面白く、また福利厚生なども整っているため、不満を感じたことは一度もありません。
入社後は研修期間を経て、ドア製造課の生産技術室に配属となり、そこから一貫して生産技術の仕事に取り組んでいます。生産技術職は、どうすればより少ないコストで生産ラインを構築できるか、どのように生産ラインを構築すれば、お客様へより高い品質の商品を提供できるか等、答えのない問題に立ち向かっていかなければなりません。一筋縄ではいかないことばかりですが、だからこそ乗り越えていく面白さがあり、自身を成長させる喜びも感じられる仕事です。
やりがい
課題を見つけ、解決策を模索する
より良い生産ラインを構築するということは、ただ単純に最新の機械を導入したり、作業する人数を増やしても実現はできません。例えばコストダウン一つとっても、材料費はどうなのか、労務費はどうなのか、輸送費はどうなのかといったことまで考えなければならず、さらに材料費であれば素材や処理の仕方、労務費であれば作業の一つひとつに無駄はないかなど、深く深く掘り下げていかなければなりません。当然、新しい商品も常に開発されており、それらへの対応もしていかなければなりませんから、考えることは山積みです。もちろん、必要とされる知識も多岐にわたりますので、勉強の毎日ですね。ただこうした環境があるからこそ、あれも知っておきたいこれも知っておきたいという知識欲がかき立てられますし、別の方法を試してみてはどうだろうといったチャレンジ意欲も刺激されます。そして何より、自身が取り組んだ改善が、実際にコストダウンに繋がったり、製造現場の方からお礼を言われたり、商品が発売されて現場で活用されているのを見た時などは、この上ない喜びがあるんです。
今後の目標
自らが発信源となり、理想的な生産ライン構築を実現したい
私が所属するドア製造課のラインは、デザイン性に富んだ商品も多く、まだまだ手作業が多く残っている部門です。だからこそラインの自動化を推進し、より低コストでより高品質の商品を大量に生産していける環境を構築していきたいと思っています。また現状の課題に対応したり、要望に応えたりする受け身の仕事だけではなく、商品を見た時にこういうラインを構築すれば良いのではないかといった、自ら積極的にアイデアを発信していける技術者を目指していきたいですね。
また業務内容が多岐にわたる仕事だからこそ、材料・電力・住宅・PC・システム・工具・包装資材など、身に周りにあるすべてのものに、仕事に活かせるヒントが隠されていると言っても過言ではありません。そして同時に、分析・設計・試作・導入まで、すべてを自分の手で進めることができる仕事でもあるからこそ、自身の成長が成果へと直結します。常にアンテナを高く張り、機会を逃さず、これらかも成長し続けていきたいと思います。
入社を検討している人へメッセージ
生産技術という仕事の場合、大切になってくるのは、できない理由よりもできる方法を考えられるポジティブさと、些細なことにも疑問を持って追求できる考える力の2つ。この2つを持ち合わせている人であれば、この仕事は日々飽きることなく、一生情熱を持って取り組むことができるでしょう。一緒に働ける日を楽しみにしています。
所属・職種等は2023年取材時のものです。