Environment
- 働き方座談会
オフィス改革によって実現した
新しい時間の使い方と理想的な働き方
プロフィール
電設資材の販売代理店に新卒で入社し、2018年にYKK APへ転職。現在、カタログ制作職としてエクステリア商品を担当。YKK80ビルには週2~3回程度出社し、それ以外は在宅勤務で仕事を行っている。
総務職として勤務。2023年の本社YKK80ビルのリニューアルプロジェクトを推進。合わせて取締役アシスタントも担当している。週の半分ほどはYKK80ビルのオフィスへと出社。それ以外では在宅勤務で働く。
住宅営業職として勤務。顧客である大手木造住宅メーカーへの営業活動に従事。勤務先はYKK80ビルで、週2日ほど出社。それ以外は、在宅勤務や顧客への直行直帰、サテライトオフィスなどを活用して仕事を行っている。
利用している制度と気に入っているポイントについて
自由な働き方を推進することで
より仕事に注力できる環境が生まれた
現在は、オフィスへの出社、サテライトオフィスでの勤務や在宅勤務を使い分けて仕事をしています。営業という仕事柄、お客様先に訪問することも多いのですが、場所やタイミングによっては隙間時間ができてしまうこともあり、そんな時にサテライトオフィスがあることで、ちょっとした作業を完了させたりできるんですよ。あとは顧客直行直帰制度も、通勤のストレス軽減と、生産性向上に役立っています。
私は同じくサテライトオフィスと、フレックスタイム勤務の制度を活用していますね。元々富山県黒部市にあるオフィスに勤務していて、その頃はマイカー通勤をしていたので、東京へ異動して、通勤の満員電車を経験した時は、驚きました。フレックスタイム勤務を使えば、混雑の時間を避けられるので、とてもありがたいです。またオフィスが2023年にリニューアルされ、ハード面などの設備も整っているため、出社する楽しみも増えました。
フレックスタイム勤務と在宅勤務は、単純に通勤等のストレスから解放されるだけでなく、ワークとライフを自身でマネジメントするという意味でも効果的ですよね。プライベートで予定がある時はその前後でしっかり時間をとって働くようにしたり、銀行や役所のような平日じゃないと行けないところにも行きやすくなったり、自分の都合に合わせて計画的に動くことができるようになりました。
2023年のオフィスリニューアルによって感じる変化について
環境が変われば、働き方も変わる
デジタルが発達するからこそアナログの価値も増す
オフィスリニューアルのプロジェクトに関しては、私たち総務もかなり力を入れて取り組んできたので、それによって皆さんが快適さや利便性の向上を感じて頂けているのはありがたいですね。私個人として特にうれしかったのは、コロナを経て、久しぶりに再会した社員同士が楽しそうに話す姿をたくさん見かけたことです。在宅やサテライトも良いですが、直接会うことでしか得られないものもあるはずですから、オフィスを利用してもらえてうれしいです。
確かにオフィスは、リニューアル前はコロナ禍ということもあり、閑散としてしまっていましたもんね。でも今は色々と設備も整い、フリーアドレスで社員同士の交流もしやすく、働きやすい環境が整っているので、すごく活気にあふれています。あと嬉しいのが、社員が今どこにいるのかがシステム上でわかるようになったこと。他部署の方とも連携する機会が多いので、非常に便利ですね。
リニューアル前の固定席だった時は、チーム内のミーティングは月に一回だったのですが、リニューアル後はチーム内で週一回は日を合わせて出社、ミーティングするようになりました。意見交換も活発になり、チームワークが向上したと思います。外でも仕事ができるようになったからこそ、オフィスで一緒に仕事をすることの価値が再確認でき、その結果としての変化だと思います。
YKK APならではの働きやすさについて
制度だけではない風土や文化にも
働きやすさにつながる秘訣がある
オフィスリニューアルによって働き方の自由度が大きく向上しましたが、YKK APは元々の働きやすさも相当高いと思います。とにかく良い人が多くて、自分が何かする時も、背中を押してくれたりフォローしてくれたり。また営業として立場で言えば、YKK APのネームバリューは強力で、営業活動のしやすさは折り紙つきです。
コアバリューの“失敗しても成功せよ/信じて任せる”も、本当に実践されていますしね。挑戦することを恐れないで良いのは、仕事に対するモチベーションにも大きく影響しています。また現実的な話ではありますが、福利厚生が充実しているのも働きやすいポイント。一人の社会人として、働き続けるということに安心感を持てるんです。
そういう人を大切にしてくれる風土があるからこそ、チャレンジ精神旺盛な人に向いていると言えるのかもしれませんね。他にも産休・育休のような、ライフステージの変化に対応する制度も整っており、社内の理解も深まっています。変化に柔軟な会社なので、これからもどんどん良くなっていくでしょうね。
今後の目標について
オフィスリニューアルはあくまでも出発点
ここからさらなる進化を実現したい
働きやすい環境が整えられていくからこそ、仕事単体はもちろんですが、家庭との両立という観点にも、より意識を向けていきたいと思っています。繁忙期になると、どうしても残業してしまうこともあるのですが、将来的に子育てをしながら残業というのは、現実的には難しいはず。だからこそ仕事の進め方や効率化に向けて、もっと色々と考えていきたいですね。
今回の本社オフィスのリニューアルは、社員の固定席の撤廃など、会社の働き方改革の取組みとして大きな一歩となりましたが、それで終わるのではなく、今後も細かな要望を適切に反映していきたいと思います。そしてその成功体験を、他の拠点にもどんどん展開していかなければいけません。東京だけでなく、全国のオフィスが働きやすくなり、会社全体を活性化できたら嬉しいです。
今回の対談で聞いたお二人の話もそうですし、オフィスリニューアルによって部署間交流も活発になったことで、一人ひとりの社員がそれぞれどのような思いで、どのような仕事をしているのかを知ることができました。こうした理解をもっと広く、深くしていって、人を思いやれる部署や組織を作っていきたいと思います。