未来の社会に価値を創出する商品を想定し、それを実現するために必要な技術戦略立案や新技術の調査、テーマ化に向けた評価を実施します。新たな領域を切り拓き、プロダクトイノベーションを通じて社会価値を創出するため、グローバルな視点であらゆる新技術の情報を調査し、新技術のテーマ化に向けた実現の可能性評価を行い、現実的な開発を目指します。技術情報を実用化するために他部署へ提案し、具体的な開発へとつなげられるようサポートするため日頃から積極的なコミュニケーションが必要不可欠です。新技術で生まれる価値や改善される課題について共有し、より良い未来、カーボンニュートラル実現に向け、各部署と試行錯誤し伴走します。

アルミや樹脂など、YKK AP商品開発に必要不可欠な材料を開発します。強度や軽さ、加工のしやすさなどを考慮しながら、より高性能な材料開発を目指します。リサイクル素材のアルミを積極的に活用するなど、材料のあり方や材料開発の工程を見直すことで、地球環境に優しいカーボンニュートラルに貢献します。また、5G社会などの未来を見据えた新素材の開発も担当。例えば、高断熱性と電波透過性を両立させることで、ネットワーク接続に影響が出ず断熱性能も高い窓などがあげられます。社会や顧客のニーズをくみ取り、最新技術を取り入れながら、豊かな暮らしを実現する材料を開発します。

一貫生産体制として商品や部品、素材の生産・開発に欠かせない生産設備を開発します。加工時に稼働する「加工設備」、最終工程で稼働する「仕上設備」といった設備技術開発を行います。生産に必要な条件を整理し、条件を満たす機械を設計するだけでなく、開発既存の生産設備の改善し、導入後の検証、自動化領域拡大に向けたデータ活用技術に携わります。現場の意見を聞き各工程を観察した上で、負荷の高い業務を特定し、ロボットやAIを導入することで、業務効率化とコストダウンを叶え、スマートファクトリー推進への重要や役割を果たします。より安全かつ生産効率の高い工場実現を目指します。

消費者の生活を豊かにする、建材商品・電装商品を開発します。技術が急速に進歩する中、社会のニーズも大きく変化しており、断熱性やセキュリティ、利便性、スペース効率、デジタル化など現代のニーズを満たす商品の開発を目指します。常に最新技術のトレンドを把握し、応用できる技術を商品開発に反映させ、商品の性能や価値を分析、検証するのも重要な仕事です。熱解析や構造解析などを実施し、開発予定の商品が期待するレベルの性能を満たしているか分析します。課題がある場合はメカニズムを解明し、対策を検討し、高い品質の商品開発を実現するために、多角的な視点から商品をブラッシュアップします。

ガラス張りのオフィスビルの外装やカーテンウォールなどを設計し、ビル開発の一端を担います。ガラスを押さえるフレームの強度や部材の量、重量など、大まかな基本設計をもとに詳細な仕様を検討し、顧客が要求する意匠性を実現しつつ、性能も担保した商品を提案し、製造から納入、取り付けまで責任を持って管理します。また、ビル商品の施工図を商品化につなげるため、詳細な情報を付加する生産設計も行います。形材ごとの番号や色、寸法、本数などを記入した書類や部品図、加工図といった製作指示書を作成し、加工・組立へと引き継ぎます。
携わる業務がビル開発の一端を担い、最終的にはカタチに残るスケールの大きな職種の一つです。

各事業における新規商品立上げや各製造拠点との技術連携、製造ライン構築に向けた企画・開発を総合的に行い、製造プロセスを最適化し、工場の自動化を推進する役割を担います。各事業部門と協業し、商品の完成度向上に向けた検討を行い、製造ラインの設計、設備仕様の検討、導入立上げ、量産化に向けた検討、生産ラインの効率化を一貫し行います。
トラブルシューティングや品質管理も重要な役割となっており、事業活動拡大においての持続可能な生産プロセスを確立する重要な役割です。

YKK APの商品製造を支える重要な役割を担います。工場で素材や部品、商品などを扱い、納期に応じて遅滞なく生産します。商品に傷や汚れがないか、規格通りのものとなっているか、性能に問題ないかといった品質も管理。顧客の元にクオリティの高い製品を届けるため、厳しい目でチェックします。また、不良品が出た際は改善すべき工程を追求して対策を行います。生産進捗管理業務では、各工場の生産進捗を管理して指示を出したり、納期管理をしたりすることで、受注状況に応じた工場の生産状況をマネジメントします。案件ごとに優先順位をつけ、在庫に余裕を持ちながら生産する先読み力が求められます。

建設工事における現場監督者として、施工に関わるヒト・モノ・カネを管理します。施工に必要な人材を確保し、各種工事のスケジュールを調整、資材などの調達も施工管理の役割です。建設現場で直接作業をすることはありませんが、作業員への指示出しや品質のチェックなど、担当範囲をくまなく管理する必要があり、現場の安全管理も重要な役割の一つで、万が一にも事故などが起こらないよう、作業環境を整えます。他にも、施主や協力会社と協議し、スケジュールや工程の調整を行う必要があり、マネジメントが主な役割となるため、広い視野や高いコミュニケーション力が求められます。

住宅営業の主な顧客である流通店の課題や要望をヒアリングし、解決へと導くための商品を提案します。基本はルート営業で、顧客との信頼関係が重要になるため、日頃から密なコミュニケーションが求められます。また、単に商品を売るだけでなく、顧客の事業成長にも貢献することを目指します。人手不足や従業員の高齢化など様々な悩みに対して、ソリューションを提案します。また、営業企画はマーケットや実績を分析し、営業戦略を検討。顧客開拓や経営判断をサポートし、営業力向上を実現します。海外勤務もあるため、海外経験や語学力を活かせます。

ビル建設を行うゼネコンや設計事務所、またそれらに商品を卸す流通店に向けて、YKK AP商品の紹介や提案を行います。ビル建設は規模が大きく、動く金額も莫大。そのため営業担当は、商品の魅力を伝えることはもちろん、自身の人間的魅力も発揮しながら、クライアントとの信頼関係を醸成していかなければなりません。心を揺さぶる提案を実現するためには、自社商品に対する高い理解と同時に、クライアントへの高い理解も必要になるでしょう。会社に直接的に利益をもたらせる職種であることの責任感を持ち、この人から商品を買いたいと思わせられるような存在を目指していくことが大切です。

YKK APの産業製品事業は、多種多様な用途に使用されるアルミ形材の製造・販売をおこなっています。建材で培ったノウハウと高い生産能力を駆使し、多彩な製品づくりに対応します。建材以外にも家具・家電といった身近な商品や、今後の伸びが期待される電気自動車など、幅広い業界に対して営業活動がおこなえることも魅力の一つです。アルミ形材はリサイクル性に優れ、軽量かつ高強度など優れた特性をもっています。この優れた材料の販売を通じて社会課題の解決に貢献しています。

YKK APの新しい商品を企画します。市場やユーザーのニーズを敏感にキャッチし、同業他社や従来の自社商品よりも、さらに魅力的な商品を企画していくことが求められます。一方で、ただ単に理想だけを詰め込んだ商品ではなく、あくまでも開発や製造で実現可能な商品とすることも重要なポイント。そのため、営業や開発、生産部門等とあらゆる関係者と密に連携し、新商品の発売までの旗振り役として、行動をしていかなければなりません。ニーズを先読みする力や、それを具体的な形として作り上げる想像力、より良い商品を作るために妥協をしない根気など、幅広いスキルが求められます。

事業活動におけるお金の流れと管理し、社内外への財務報告、予算の策定・管理、財務の策定と実行などを通じて、企業経営を健全な方向へ進めていく役割を担います。各工場の資産管理、製造コスト管理といった、より現場に近い立場での「ヒト」「モノ」「カネ」の流れを理解し、ファイナンスの知識・分析力が身に付きます。
経理によってまとめられた数字は経営判断の重要な資料となり、細かなミスも見逃さない集中力や責任感が求められ、決算を行うために必要な会計処理が各事業部で正確になられるよう、周知や業務フローを構築するなど、経営を支えるために横断的に全社を巻き込みます。
今後、グローバル化の進展とともに、活躍の場もさらに広がる職種の一つです。

テレビ会議システムや受発注システムなど、業務効率化につながるシステムを検討・開発します。各部門が実現したいことをITの力でサポートするため、中長期な視点で検証し具現化していきます。そのために各現場の現状をヒアリングして、既存の業務手順のあるべき姿を考え、現状の社内システムをアップデートするのも重要な仕事の一つです。
また進化を続けるIT・デジタル適応していくためにはデジタル戦略の企画・立案も重要です。AI、5G、XRといった技術活用事例のトレンド、市場調査を実施し、各部門でのニーズをヒヤリング、蓄積された情報の整理やそれを活かした検証成果を管理するなど、デジタルのチカラで組織・社会貢献できるのも魅力の一つです。

人材に関する業務を一手に担うポジションで、人材採用計画の策定や説明会や面接といった採用活動から始まり、入退社の手続きや社員の適正・能力に合わせた配置や昇進などの決定などを行います。また、それ以外にもYKK APでは総務の役割も担っており、増販のための各種施策の計画や実行、社員スキルアップのための研修会を実施し、近年では多様化する働き方に合わせ、リモートワーク体制の導入やオフィスビルのリニューアルを行うなど、社員一人ひとりが働きやすい環境を作るのも使命の一つです。加えて、社員の困りごとに対応する相談窓口としての役割も果たします。

製造業である、YKK APの基本プロセスは生産（モノを作る）、販売（モノを売る）だけではなく、調達（モノを買う）を含めた3本の基本プロセスにより、事業活動をおこなっています。購買職が担う、「モノを買う」ことは非常に重要な機能であり、それを“如何に上手に実行できるか”が、企業の業績を大きく左右すると言っても、過言ではありません。
YKK APの購買職は材料（アルミ、鉄、樹脂、部品等）や設備 等、事業活動に必要なモノをサプライヤーから調達をするため、社内外含めた多くの関係者と調整をおこない、事業継続を支えています。中には突発的なトラブルにより、スケジュール通りの調達が難しくなってしまうケースもあります。しかし、ここで調達ができないと、YKK AP全ての事業活動に影響を及ぼすため、その責任感を認識し、関係者と連携をすることで、乗り越えていくことで、大きなやりがいを感じることができる職種の一つです。

YKK APのロジスティクス職は会社の物流を支える本部機能を持った組織です。役割は大きく3つあり、効率的な配送計画等の物流関連の施策を企画・立案する「輸送企画」。物流システムやデバイスを開発・検証する「物流ＤＸ推進」。搬送ツールや自動化設備を開発・検証する「物流技術企画」です。YKK APは2019年度から国土交通省が推進する「ホワイト物流」運動に賛同し、物流効率化や生産性向上を進め、持続可能な物流の実現を目指しています。ロジスティクス職が取り組む具体的な取り組みとして、荷物をパレットやコンテナなどユニット単位で効率的に運ぶ仕組みを企画・導入し、ドライバーの経験や勘に頼らない効率的な荷積みや荷降ろしを実現しました。