About job
入社動機
ITの力で人や組織に貢献するため転職
大学院では半導体の研究をしていたのですが、リーマンショックを目の当たりにしたことから、仕事を通じて自分の力で生き抜いていけるスキルをつけたいと考えるようになりました。そして、今後需要が急拡大するであろうITによる業務改革に興味を持ち、新卒では中堅SIerに就職。5年の経験を経て、ITの力で人や組織に貢献するためのより大きなチャレンジがしたいと思い、自社システムの開発に上流から携われるYKK APに転職しました。
現在はIT統括部に所属し、業務効率化につながるシステムの検討や要件定義などを担当。各部門が実現したいことを、どのようにITの力で実現していくのかを中長期的な目線で検討し、YKK APのシステム環境に即して具現化しています。
コミュニケーションツールを導入した際は、営業や開発、工場などの各社員がどのような働き方をしているのかをリサーチし、既存の業務手順の改革まで含めてあるべき姿を検討。既存の業務手順にとらわれず、次の時代の働き方まで見据えたシステムを形にしていきました。
やりがい
事業の進化を見据えたシステム開発を
少子高齢化が進み、中古物件や空き家の数が増加しているこの世の中。従来のビジネスを続けたままでは先行きが不透明になり、会社は成長できなくなってしまいます。その課題を受けて、YKK APは2030年に次のステージへ進むという方針を打ち出しています。新しい価値を提供し、新たなビジネスに投資して事業を発展させるために、システムはどうあるべきかを考えるのも私の仕事です。
現状の社内システムを、シンプルで使いやすく、環境の変化にも耐えうるシステムへとアップデートしたいと考えています。受注する、製造する、運搬する、販売する。ビジネスの一連の流れを深く理解し、ベストなシステムのあり方を検討するためにも、社内外の方々と積極的にコミュニケーションをとっています。ITという自分の専門分野に閉じこもらず、幅広い視点でものごとをとらえてシステムを形にすることで、YKK APの事業を加速させ、新しい価値提供につながると信じているからです。
今後の目標
次世代のシステムを形にするため世界に目を向ける
現在の延長線ではない、次世代のYKK APをつくるシステム基盤の姿を可視化すること。そして、そのビジョンの実現に向かって走り続けること。これが私の目標です。そのためにも、他業界や他企業、海外など外部の事例にも目を向け、既存の枠組みにとらわれない新しいアイディアを生み出していきたいです。
ITのテクノロジーは日々進化しており、特に海外では目覚ましい変化が巻き起こっています。グローバル展開を強化するYKK APとして、海外の考え方やシステムのあり方を把握しておくのはマストと言えるので、日々情報収集に努めています。今後、建材業界のビジネスに影響を及ぼす可能性のある変化をいち早く察知し、私たちはどう対応すべきかを検討し、社内外の方々を巻き込んで議論しながらビジョンを明確にしていきたいです。そして、さまざまな課題を抱える建材業界に対し、YKK APとしてIT面から貢献できれば本望です。
入社を検討している人へメッセージ
「まずはやってみる」という気持ちを大切にしてください。IT分野は技術の発展が目覚ましく、分からないこともたくさんあります。しかし、打席に立ち続ければいつかは必ず成功します。YKK APには「失敗しても成功せよ/信じて任せる」というコアバリューがあり、会社としてもIT統括部としてもチャレンジを歓迎する風土があります。「まずはやってみる」という姿勢があれば、きっと仕事を楽しめる会社だと思います。
所属・職種等は2023年取材時のものです。