グローバルへの挑戦
「Architectural Productsの進化で、世界のリーディングカンパニーへ」というビジョンを掲げ、
グローバルでの事業展開に力を入れています。
このページでは、YKK APのグローバルへの挑戦についてご紹介します。
グローバル展開
Global世界12カ国/地域でYKK APの社員が活躍中
窓やドア、カーテンウォールなどの建築用プロダクツに求められるものは、国や地域の気候や文化により異なります。
YKK APは1976年にシンガポールに初の海外会社を設立し、今や世界12カ国/地域で事業を展開しています。海外事業では現地に根差した事業運営を行い、各地のニーズに応えています。
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01 YKK APアメリカ社ハリケーン・防爆商品で高い信頼
主に商業施設向けのストアフロント、エントランスドア、カーテンウォール商品などを全米に供給し、地域性に対応したハリケーン・防爆商品ブランド「ProTek®」で市場から高い評価を得ています。
住宅用樹脂窓を製造販売するレジデンシャル事業では、主力商品の「StyleView®」を中心に、ハリケーンの影響を受ける沿岸地域の住宅向けに「StyleGuard®」を展開しています。 -
02 YKK AP中国社幅広いエリアをカバーする断熱、非断熱性能窓
ガラス面を強調しモダンな集合住宅に対応した「WWALL」シリーズ。
隠し框を採用し可動窓とFIX窓の外観意匠を統一、スリム框設計で開口面積を広げ居住空間への開放感を与えます。
断熱、非断熱の設定で幅広いエリアで展開しています。 -
03 YKK AP台湾社現地の気象条件に伴った顧客ニーズに対応する高水密サッシ
大型台風が多数襲来する台湾では、開口部の漏水被害が少なくありません。
「絶対に漏水させない」という想いで2016年に「YRB」の進化版として発売。水密性能は1,500Paと台湾企業の商品と比較をしても群を抜いた性能を誇ります。 -
04 YKK APインドネシア社意匠と機能を兼ね備えた商品ラインナップ
信頼の性能と安全・安心の機能が評価され、高層マンションから高級注文住宅、分譲住宅に幅広く採用されている「NEXSTA」。
新たに大開口引戸や高所換気窓などのラインアップも加え、インドネシアの建物価値向上に貢献しています。 -
05 ボルーカ社住生活環境の向上を目的とした高品質・高付加価値な窓商品
一般的なインドの窓は、低品質で、気密・水密性は考慮されておらず、開閉操作異常や漏水も多いのが現状です。
インドの超高級、高級集合住宅向けに2019年に発売した「IWIN-S」シリーズで、インドの住環境を向上させ、新しいスタンダードを普及させていきます。
グローバルへの取り組み
Global InitiativesグローバルR&D体制
YKK APはグローバル水準での商品開発を強化すべく、世界を股にかけた研究体制を整備しています。
日本の他にドイツ、インドネシアにもR&Dセンターを置き、温暖地域の日本、寒冷地域のドイツ、蒸暑地域のインドネシアと、各地域で調査・研究を行っています。
その情報を蓄積・共有し、それぞれの地域に最適な商品開発につなげています。
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ドイツ(ヴッパータール)欧州の窓先進技術の調査・研究
欧州の先進的な技術を調査・研究と、高付加価値化に向けた先進技術調査
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日本(黒部・東京)技術の総本山における技術力深耕
先行テーマでの共創や、コア技術、材料、製造、商品、工法の研究開発。また、価値検証センター、パートナーズサポートスタジオとの連携や各センターでの成果の統合と共有
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インドネシア(タンゲラン)蒸暑地域に適した窓の研究開発
気候風土・建築事情・基準の調査、整備。また、蒸暑地域のパッシブデザイン研究、開口部の調査・研究
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GLOBL HOT TOPIC
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デジタル分野の研究・開発拠点
「xTech Lab(クロステックラボ)」「スマートファクトリー化」の実現に向け、アメリカに開設したクロステックラボでは、デジタル要素技術の調査・研究・開発をはじめ、5Gやロボット、AIなどを活⽤したデジタル化を進めています。施⼯・製造現場の安全性や、⽣産性・品質の向上をはじめとするYKK APグループの事業変⾰をデジタル⾯から推進することを⽬指しています。
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